よくあるご質問|交通事故以前の職業を続けられなくなった!逸失利益の割合は?

【交通事故Q&A よくあるご質問 18】


交通事故被害者の方から、逸失利益に関して、このようなご質問をいただくことがあります。

「交通事故による後遺障害で、事故に遭う前まで就いていた職業を続けられなくなってしまいました。このような場合、弁護士に示談交渉を依頼すれば、逸失利益について労働能力喪失率100%で請求してもらえるのでしょうか?」


残念ながら、逸失利益の金額は、あくまで「後遺障害の等級」に定められた労働能力喪失率の割合で計算されます。そのため、弁護士としても、等級に定められた割合により請求せざるを得ません。  


■ 後遺障害等級別の労働能力喪失率

  • 後遺障害1級 ⇒ 喪失率:100% 
  • 後遺障害2級 ⇒ 喪失率:100% 
  • 後遺障害3級 ⇒ 喪失率:100% 
  • 後遺障害4級 ⇒ 喪失率:92% 
  • 後遺障害5級 ⇒ 喪失率:79% 
  • 後遺障害6級 ⇒ 喪失率:67% 
  • 後遺障害7級 ⇒ 喪失率:56% 
  • 後遺障害8級 ⇒ 喪失率:45% 
  • 後遺障害9級 ⇒ 喪失率:35% 
  • 後遺障害10級 ⇒ 喪失率:27% 
  • 後遺障害11級 ⇒ 喪失率:20% 
  • 後遺障害12級 ⇒ 喪失率:14% 
  • 後遺障害13級 ⇒ 喪失率:9% 
  • 後遺障害14級 ⇒ 喪失率:5%  


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