自動運転のレベル

【交通事故Column 20】


昨今、注目を集めている、自動運転には4つのレベルがあります。

  • レベル1 アクセル・ブレーキ・ハンドルの操作のうち1つを自動化
  • レベル2 複数の操作を自動化
  • レベル3 緊急時だけ運転手が操作
  • レベル4 運転手は操作しない完全自動運転

現在の法律で対応できるのはレベル2までとのことです。


現在の道路交通法では、運転者が「ハンドルやブレーキなどの装置を確実に操作する」ことを前提としており、無人運転車が公道を走ることは想定されていません。


また、自動運転では、システムの誤動作やハッキングによる事故も想定されるので、人身事故が起きた時の、責任の所在も問題となります。


政府は自動運転の課題を洗い出し、今年中には必要な法整備をまとめる意向とのことです。