【交通事故Column 19】
タカタの欠陥エアバッグがアメリカで問題となったのは記憶に新しいところです。
同社は2017年3月決算で1,000億円規模での特別損失を追加で計上することとなりました。
試験データ改ざんの刑事責任を認め、アメリカ司法省との間で1,120億円を支払う旨の和解をしたことが原因のようです。
タカタ製のエアバッグを巡るリコール費用は1兆円規模となり、現在は自動車メーカーが立て替えているとのこと。
タカタの経営再建はかなり困難なものになると思われます。
このところ燃費の偽装も問題となっていますが、人の命に関わるエアバッグの試験データを改ざんするなどということは大問題であり、当然の帰結かもしれませんね。
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