交通事故を未然に防ぐオートライト義務化

【交通事故Column 21】


2020年4月、オートライトの義務化が始まります。 
2020年以降に発売される新型車にオートライト機能が搭載されるのです。 
義務化に至る経緯や問題点、運転手が行うべきことを解説していきます。 


オートライト機能とは?

暗くなるのを検知し、自動車のヘッドライトが自動で点灯する機能です。 
明るくなると自動的に消灯し、エンジンを切っても消灯するため、消し忘れ予防にもなります。 
現在は、発売されている大型車など一部の車種に搭載されており、オートライト機能が働く暗さや明るさは各メーカーによって異なります。 
自動と手動の切り替えが可能なので、なるべく自動(AUTO)にしておくことをおすすめします。
 ご自分の車がオートライト機能に対応しているか分からない方は、ライトのスイッチ部分に“AUTO”の表記があるか確認されてください。


義務化の搭載機能は? 

2020年以降に搭載されるオートライト機能は、現在のオートライト機能と大きな違いがあります。
走行中、一定の暗さになると強制的に点灯し、手動での消灯が不可能になります。 
また、現在のオートライト機能では点灯や消灯のタイミングが各メーカーや車種によってバラバラでした。 法的な基準が無かったからです。 
義務化によって搭載されるオートライト機能では、点灯や消灯のタイミングが各メーカーや車種で統一されることになりました。 


この改正で交通事故がかなり減らせるかもしれませんね。